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長期優良住宅について。認定基準や条件は?

2024.09.09

1.長期優良住宅とは

長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅のことです。
措置とは、長期に使用するための構造及び設備を有し、居住環境等への配慮を行い、一定面積以上の住戸面積を有し、維持保全の期間・方法を定め、自然災害への配慮を行っていることです。

これらの措置を講じて、都道府県や市町村に認定申請を行えば、長期優良住宅として認められます。

2. 長期優良住宅のメリット

長期優良住宅に認定されると以下のようなメリットがあります。

税制優遇措置: 住宅ローン減税や不動産取得税の軽減措置。
品質保証: 長期的な性能を保証するため、厳しい基準が設けられていることにより、安心して住み続けられます。
資産価値の維持: 長期的に高い資産価値を保つ可能性が高い。

3.長期優良住宅の認定基準や条件

長期優良住宅の認定基準には9つの性能項目があります。
劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性(共同住宅・長屋のみ)、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画。
これらの基準を満たすことで、長期優良住宅として認定されます。

4.長期優良住宅認定のデメリット

長期優良住宅の認定を受ける基準を満たすためには、材質や構造もされにあわせたものが必要になるため、建築コストがアップします。また、申請費用もかかるため、一般住宅よりもトータルコストが高くなってしまします。

5.最後に

長期優良住宅にはメリット・デメリットがありますが、安心・快適な家に長く住むことを考えた場合、長期優良住宅の認定は受けたほうがよいと考えます。

株式会社ワークス・ワンでは 2010 年、現在の「地域型住宅グリーン化事業」になる前から、長期優良住宅に適合するための設計サ ポートを行ってきた実績があります。コスト面で不安な方も、一度弊社にご相談ください。

大賀信幸
当ブログの監修
一級建築士大賀信幸
株式会社ワークス・ワン 代表取締役。
関西大学工学部建築学科を卒業後、1999年11月15日に株式会社ワークス・ワンを設立。
その後、物流事業、不動産管理・運用、職業教育や知財に関する事業など、幅広く活動。
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